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【後編】価値あるプロダクトを高品質かつスピーディに世の中に届け続けるために--MoTが「PdM / PjM」の分業を徹底する理由

プロダクトの企画・設計からリリースまでのマネジメントに関わるスペシャリストが揃う、Mobility Technologies(MoT)のプロダクトマネジメント部。この組織のユニークな点が、国内では珍しい「PdM / PjMの分業体制」です。

インタビュー前編に引き続き、この体制下における働き方や実感できるメリットについて、PdMであり、プロダクトマネジメント1グループのリーダーである脇水、メンバーの真崎、石鍋と、PjMの酒井に聞きました。

本来、互いの役割を果たすために「PdM / PjMの分業体制」は不可欠

――「GO」の高品質な短期リリースが実現したのも、PdM / PjMの分業体制があったからこそというお話でしたが、このような分業体制を構築している組織は珍しいですよね。

酒井:前職だと、PjMとPdMは分かれていなくて、プロダクト企画担当が要件を定義し、スケジュールも調整していましたので、業務過多になることも多かった印象です。エンジニアリソースのバッティングが発生した場合は、取り合いになることもありましたね。MoTの分業体制であれば、そうした問題も起きにくいと思います。

真崎:全くもってその通りですね。ここまでしっかり分業ができている組織は珍しいと思います。PdM / PjMを同じ人が担当すると、その時の案件に集中し過ぎて次の案件の準備が疎かになってしまうこともありますが、分業体制が敷かれていればその心配もありません。

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石鍋:旧JapanTaxi時代は、一部でPjM的な動きをしたり、事業側の業務も捌いたりしていたので、ここまで明確に分かれているのは感動的ですね(笑)。

脇水:国内では、PdMの専任ポジションがまだまだ少ないですよね。PjMを兼任している人は多いと思いますが、スケジュールが目の前にあるとプレッシャーになって、ユーザーが求めていることを突き詰めきれず、妥協してしまいがちです。

プロダクトの磨き込みと工数はトレードオフなんですよね。PdMとPjMの役割をはっきり分けることによって、PdMは案件に集中できて、PjMは一歩引いた場所から全体を俯瞰できる。そしてお互いに議論をして、最適なバランスを見極められるからこそ、高品質なプロダクトをスピーディに開発していけるのだと思います。もちろん、「GO」のリリースに関しても、この分業体制があったからこそスケジュール通りのリリースが実現できたのだと実感しています。

プロフェッショナル揃いの環境で、自分の専門領域を極められる

――PdM / PjMの分業体制は、ご自身の専門性を高めるのにも役立ちそうですね。

酒井:真崎さん、PRDがガンガン書けるって言ってましたよね(笑)。

真崎:現在のMoTのプロダクトは、「PDCAを回して改善していきましょう」というフェーズではなくて、新機能を次々と実装していくフェーズです。そのため、粒の大きい新機能のPRDをたくさん書くことができるんです。

これまで複数の企業でPdMを経験してきた中で、機能の企画やPRDを書いた数が最も多いのがMoTです。同じ期間で、他社の何倍も多く機能の企画ができます。他企業では味わえないダイナミックさがあって、PdMとしての力を伸ばしていける環境だなと感じています。

石鍋:その通りで、PdMの専門性を深堀るにはぴったりだと思います。酒井さんのようにPjMがいて、デザイナーもいる。さらに事業側でもスペシャリストが立っていて……と明確な役割分担ができているので、自分の専門分野に集中できるんですね。

――案件に関わるメンバー全員が、社内の同じチームにいることが大きいのでしょうか?

脇水:そうですね。企業によっては、自分たちで考えた企画や仕様を他社に依頼して開発してもらうことがあると思いますが、MoTの場合は基本的に内製で全てを完結させています。だから、改善サイクルも早い。

プロジェクトを進めていく過程でいろいろな議論が活発に行われていますし、オーナーシップのあるメンバーが多くいるため様々なフィードバックを貰えます。こうした体制が整っているからこそ、スピーディな改善や、芯があるプロダクトの開発ができると思うんです。

酒井:需要分析やデータ予測など、最先端なことも内製で開発していますよね。

脇水:そうですね。AIエンジニアのチームがあり、その専門性がMoTの大きな強みになっています。11月に「希望日時配車」という名称で、ユーザーが「最大1週間先までの希望した日時」を指定してタクシー注文できるサービスをリリースしました。従来のタクシーの予約配車は人力による予約管理が必要なため、ユーザーからの依頼を全て受けられないという課題がありましたが、この課題に対してAIによるリアルタイム受給予測を用いたことで従来の10倍以上の依頼に対応できるようになっています。これは十分なデータと十分な車両の両方を保有しているMoTだからこそできる画期的なサービスだと思います。

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――強力なメンバーが揃っているMoTだからこそ開発できた新機能ですね!PjMとして酒井さんはいかがですか?

酒井:PjMは、国内ではSIerのイメージが強く「受注した契約を期日に合わせてリソース管理して納品していく」という動き方が一般的かと思います。

一方、Web企業でPjMを専任で置くことは珍しいです。Web企業ならではの魅力としては、ユーザーにきちんと届けるプロダクトを内製のエンジニアと密に連携しながら作れること。特にMoTでは、ユーザーアプリだけではなくタクシー乗務員向けのアプリや事業者向けの管理システム、また決済基盤や経理計上の運用まで考慮する必要がありますので、幅広く経験が積めます。

SIですと“契約内の限られた範囲”を守る動きになりがちですが、MoTでは、プロダクト・事業としてどうあるべきかを考えて、リリースまで繋げていく責任があります。だからこそ、SIerでは得られない経験ができますし、スピーディに新機能を世の中に届けることはモチベーションがあがります。そこにしっかりコミットできるのは、分業体制があってこそですよね。

それに、脇水さんの話に共通しますが、MoTは組織としてジェネラリスト志向ではなく、それぞれの職種のプロフェッショナルが揃っています。その分、尖った意見が多いと感じていて、そのプロフェッショナルな意見をPjMとして取りまとめていかなければならない。難易度が高いながらも、様々な見方や考え方を吸収できるので、スキルアップの観点でも良い経験をさせていただいているなと思います。

レガシー産業経験者もいるMoT、ユーザーやステークホルダーと真摯に向き合いプロダクトの価値を創造する

――MoT(旧JapanTaxi、DeNA)に入社した理由や、モビリティ領域に関心を持ったきっかけをお一人ずつ教えてください。

真崎:DeNAの入社面接でオートモーティブ事業の説明を受けた時に「面白そうだな」と感じたのがきっかけですね。もともとスタートアップにいたので、ビジネスをグロースしていくとか、ビジネス巧者について知りたいと思っていて、オートモーティブ事業を含めて、ビジネスの推進やサービス・プロダクトのグロースがすごく巧い会社だと肌で感じました。そして同時に、自動運転などモビリティ領域にも大きな関心が湧き、現在の仕事に繋がっています。

石鍋:私が旧JapanTaxiに入社した当時はMaaSが非常に盛り上がっていました。旧JapanTaxiは、成長領域のリーディングカンパニーであるとともに、「レガシー×IT」という見せ方もしており、前職がインフラというレガシー要素が強い業界にいた私はその掛け合わせに強く惹かれたんですね。そして、当時のメンバーからこの業界の面白さや仕事への情熱を聞かせてもらって、モビリティに関わることを決めました。

脇水:DeNA入社前は、旅行の予約サイト・アプリを担当していました。前職でのキャリアも10年に達するほど長くなってきていて、「そろそろ新しいことがしたい」と思っていた時に、その企業のOBで、私の元マネージャーでもあった黒澤さん(現MoT プロダクトマネジメント部 部長)から声を掛けてもらいました。

前職では、航空券や高速バス、レンタカーなど交通系サービスの予約サービスを担当していたことがあり、交通系サービスはITの力でまだまだ発展できる産業だと実感していました。その中でモビリティの産業は、今後テクノロジー活用することで成長の余地が非常にある産業だと知り、そのような成長産業に身を置きたいと思ったのがきっかけです。

酒井:私の最初のキャリアはメーカー系企業のSEでしたが、とある大手WEB企業に転職して「認証」「ログイン」などの企画を担当していました。そこで働く内に、よりリアルな生活に溶け込んでいるサービスに携わりたいという思いが芽生えてきました。

その中でも、「買い物」などはすでに“スマホの世界”というイメージがありましたが、「移動」はITを活用してより“リアルな世界”の利便性を高めていける余地がまだまだあると感じました。そこで、ITで社会を変えていこうというパワーを最も感じたのが、DeNAの旧オートモーティブ事業部。アプリのUXにこだわっていて、ユーザーの生活に密接に結びつこうとしている点に魅力を感じたのが入社のきっかけですね。

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――最後に、MoTのPdM / PjMとして働いている皆さんから見て、MoTにはどのような方が合うと感じますか?

脇水:まず社会課題解決のマインドが高い方、そしてテクノロジーとデータを活用してモビリティの産業でインパクトを与えるサービスを作りたい方が向いていると思います。一方で新しいサービスを世に出すためには数多くの課題にぶつかります。それらの課題について真摯に向き合い粘り強く解決をしていける方にぜひ来ていただきたいと思っています。

酒井:MoTのメンバーは、ユーザーや事業者などが抱える課題に対して、非常に真摯に向き合っているなと感じます。世の中の多くの人々、関係する事業者、ステークホルダーに大きな価値を提供したいと思っている方と、ぜひ一緒に働きたいですね。

真崎:タクシー業界は、他に比べてITとの馴染みが薄い業界です。私たちは、そこで働く方々と一緒に歩みながら、プロダクトを通してユーザーバリューを提供しています。プロダクトの数が多いため、のんびりと構えているわけにはいかず、スピード感を持って案件を進めていかなければなりません。

そこで求められるのは、より早く相手の信頼を得て、自分の考えに納得していただけるコミュニケーション能力です。「複雑に絡んだ糸を最速でほぐしながら進んでいくこと」を楽しめる人は、MoTに非常に向いていると思います。様々なプロフェッショナルとともに、ハードルの高い、複雑な事象を解決していくことにも挑戦していく――そういった仕事を楽しめる方には、ぴったりの環境ではないでしょうか。

石鍋:真崎さんの話に関連して、MoTには多様なステークホルダーがいます。そして、各ステークホルダーが持っている課題感や観点はまったく異なるため、積極的にコミュニケーションをとって、MoTとして何をしていくべきかを考えていかなければなりません。様々な情報を総合して考え、「このタイミングではこれが最適解」と導いていくのが好きな方には、ぜひMoTへの入社をご検討いただきたいですね。

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                  ※掲載内容は2021年1月時点の情報です。

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